幻のおにぎり型道道標識・ペンケ下川停車場線

2008年10月下旬、北海道を放浪中に道北地方から南下してきて、インターネット閲覧が可能な名寄の道の駅に寄りました。以前何かのHPで見た記憶を頼りにいろいろ検索してみると、ありました！ 「生きている正おにぎり型道道標識」です。ありがたい！ ちょうど今居る地点からもそう遠くはないので行ってみることに。ふとした直感から最高に鄙びた道との出会いとなりました。

これも道内ではこの地域でしか見かけない数字表記でない標識。
あたりは人影もなく寂しい風情
まったく観光地化されていない奥ゆかしい道で最高の気分です。

ほとんど誰も通らないであろう廃道に近い道。無意味な横断歩道が侘びしい。
そして道がダートになる道道起点にこの見慣れない形の道道標識は在った。

今にも朽ち果てそうなギリギリのご老体。

一般道道 ペンケ 下川停車場線

秋の夕暮れにポツンとたちすくす標識

すっかり葉を落としたこの樹のおかげで今まで生き長らえることが出来ていたのかもしれない。

いまにも取れてしまいそうな錆びさびの後ろ姿。
今度来るときにはまた在るだろうか。